楽天ドライブでは全てのアップロードされたファイルを暗号化し、安全に保管されます。
転送中の暗号化
高度なプライバシーを提供するため、ウェブから転送されるデータをTLS暗号化*します。この暗号化されたデータは、判読が困難な乱数に変換・暗号化され解読できません。送信機器と受信機器の真正性を確認するために、両装置間で認証プロセスを行います。データ完全性*を確認するため、デジタル署名を行って受信機器(受信者)に到達する前にデータが変造されていないか検証します。
* TLS暗号化とは:データの送信経路上で盗聴、改ざん、なりすましを防ぐためにhttpsセキュリティで安全に送信する方法
* データ完全性とは:データの正確性、一貫性、有効性が保たれること(ファイルにウイルスがあるか、安全であるかを確認すること)
ファイル保存の暗号化
それぞれのファイルを暗号化して保存されたファイルの流出を防止します。クラウドサーバーで発生するセキュリティの問題は、ほとんどがサーバーハッキングや管理者のミス、または故意による流出です。AES256暗号化*を実行することで、サーバーがハッキングされたり、管理者による流出があってもファイルの中身を見ることはできません。
* AES256暗号化(AES=高度暗号化標準): AESのキーの長さが256ビットの暗号化方式で、暗号化鍵の長さが最も長く、セキュリティ強度の高い暗号化方式
パスワードと有効期間の設定
ファイル転送時のパスワード設定で、もう1段階安全にファイルを転送できます。また、有効期限の設定でファイルをダウンロードできる期間を制限でき、より安全なファイルのやりとりが可能です。(▶ 追加オプション機能)
3段階のバックアップ
すべてのデータは最小3つの可用性ゾーン(物理的に分離された場所)にわたり複数のデバイスに貯蔵され、火災・洪水・地震などの天災や、外部からの妨害要素から隔離し保護できるように地理的に分離されています。
(システムとストレージが分離されており、楽天ドライブ上でウイルスにさらされたとしても、ファイルが保存されているストレージとは分離されているため、ファイルが流失する可能性は著しく低いです。またAWS、Azureといった大手クラウド企業のサービスを採用しているため、ウイルスに対する高度なセキュリティが設定されています。)